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【AWS】ネットワークの全体概要

概要図

僕が認識しているAWSネットワークを構築する際の基本となる概要図は下記です。

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AWSを利用したネットワークの構築手順

  1. 利用したいリージョンを選択します。

  2. VPCを作成します。
    その際にプライベートIPv4 アドレスの範囲を割り当てます。
    例: 10.0.0.0/16
    参考
    なお、パブリックIPv4 アドレスを割り当てる事も可能ですが仮想のプライベートネットワーク空間の為、下記の白ポチのプライベートIPアドレスの使用が推奨されるようです。
    また、作成後に範囲を変更する事が出来ない為、範囲は大きめに /16 を指定する事が推奨されるようです。

    • 10.0.0.0 ~ 10.255.255.255
    • 172.16.0.0 ~ 172.31.255.255
    • 192.168.0.0 ~ 192.168.255.255
  3. Internet Gatewayを作成して、VPCにアタッチ(割り当て)します。

  4. パブリックサブネットを作成します。
    その際に利用したいAvailabilityZoneを選択します。
    例: ap-northeast-1a
    また、サブネットのIPv4 アドレスの範囲を割り当てます。
    例: 10.0.10.0/24
    なお、サブネットもVPC同様に範囲は大きめに /24 を指定する事が推奨されるようです。

  5. プライベートサブネットを作成します。
    その際に利用したいAvailabilityZoneを選択します。基本的にはパブリックサブネットと同じAvailabilityZoneを選択します。
    例: ap-northeast-1a
    また、サブネットのIPv4 アドレスの範囲を割り当てます。パブリックサブネットと異なるIPv4 アドレスの範囲を割り当てます。
    例: 10.0.20.0/24

  6. 上記2で作成したVPCに紐づくパブリックサブネット用のルートテーブル(ルーター)を新規に作成します。
    なお、上記2でVPCを作成した時点でAWSVPCに紐づくメインのルートテーブル(ルーター)を作成しています。どのルートテーブルも上記4, 5で作成したサブネットの関連付けを指定していない場合、このメインのルートテーブルに関連付けられるようになります。

  7. 上記6で作成したパブリックサブネット用のルートテーブル(ルーター)のルートを編集します。
    パブリックサブネットがインターネットと接続出来るようにする事が目的です。
    編集内容は、デフォルトルート(0.0.0.0/0)のターゲットを上記3で作成したInternet Gatewayにする事です。

  8. 上記6で作成したルートテーブル(ルーター)とパブリックサブネットを関連付けます。