作記録

記憶代わり

【RDRA2.0】システム境界レイヤーについて

結論

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システム境界レイヤーで、システム外部の動作とシステムの繋ぎ目をモデリングする。

流れ

ビジネスユースケース図でモデリングした細分化された動作(ビジネスユースケース)1つにつき1つのユースケース複合図を作成する。

①細分化された動作(ビジネスユースケース)のアクティビティモデルを記述する。

②そのアクティビティでシステム利用するユースケースモデルを記述する。

ユースケースの内容とビジネス要素の内容から、情報モデルを記述する。
この情報モデルは、ドメインモデルの事である。

④情報モデルを記述したらシステムレイヤーに移動し、情報モデルを記述する。
既に記述されている情報モデルがある場合、その記述されている情報モデルと新しく記述する情報モデルの依存関係を考え、依存関係がある場合は線で繋ぐ。 現場で役立つシステム設計の原則の第4章 全体と部分を行ったり来たりしながら作っていくの図4-3 パッケージ図と依存関係 (P107)と大体、一致するようにする。

⑤情報モデルに状態が存在するかを検討し、存在するのであればシステムレイヤーの状態モデル図で状態モデルを記述する。

⑥情報モデルにバリエーションが存在するかを検討し、存在するのであれば[システム外部環境レイヤー]のバリエーション・条件図でバリエーションモデル、条件モデルを記述する。

⑦システム境界レイヤーに戻り、ユースケースの内容からそのユースケースを利用しそうな画面モデルを記述する。

参考文献

RDRA2.0

現場で役立つシステム設計の原則